2026.09.18
神姫バスがおくるラグジュアリーバスツアー「真結(ゆい)」を体験しました
旅というと、目的地で何をするかに目が向きがちです。
けれど、本当に心に残る旅は、そこへ向かう「時間」まで心地よいものなのかもしれません。
兵庫県を代表するバス事業者・神姫バスが手がける、神戸生まれのラグジュアリーバスツアー「真結(ゆい)」。
2026年9月からは待望の東京発ツアーもスタートし、これまで関西発を中心に展開されてきた旅を、関東からも楽しめるようになりました。
そして今回、新たなスタートに合わせて、神戸生まれのPlusuiとのコラボレーションが実現。
せっかくの機会なので、私自身も「真結」の旅に参加してきました。
今回の旅は、三宮から岡山へ向かう日帰りコース。
「森の息吹を感じながら食す奈義ビーフと甘く芳醇なピオーネ」と題された、食と自然を楽しむ一日です。
朝7時30分、三宮を出発。
今回乗車するのは「YUI PRIMA OLIVIA」です。
遠くからでもすぐに目に入る、美しいブルーの車体。
瀬戸内海をイメージしたというその色は、朝の街の中でもひときわ印象的に輝いていました。
旅の始まりから、少しだけ日常を離れた気分にさせてくれます。

扉を開けた瞬間から、旅は始まっている
車内に足を踏み入れると、そこには想像していた以上に上質な空間が広がっていました。
JR九州の駅舎や鉄道車両のデザインなどでも知られる水戸岡鋭治氏によるデザイン。
天井のアーチとブラウン×ゴールドの落ち着いた色調、そしてゆったりとした105cmの白いレザーシート。


華やかすぎるわけではないのに、細部まで丁寧につくられている。
そんな「大人のための心地よさ」が感じられます。
なかでも印象に残ったのが、ヘッドレスト。
ふんわりと頭を包み込んでくれるような柔らかさで、しかも位置を調整したり、好みに合わせて外したりすることもできます。

長時間の移動では、こうした小さな心地よさが、思っている以上に嬉しいものです。
席に着くと、お水とひざ掛けのサービスも。
ひざ掛けには今治タオルが使われていて、軽やかなのに肌あたりはやさしく、まるでホテルで過ごしているような感覚です。


さらに、座席前面には、ドリンクホルダーや小物を入れられるポケット、スリッパまで用意されていて、乗客が快適に過ごせるよう細やかな配慮が行き届いています。
旅は、目的地に着いてから始まるものではない。
そんなことを、自然に感じさせてくれる車内でした。


午前中のシャンパンから始まる、少し贅沢な一日
出発前にドリンクを選び、ゆったりとしたシートに身を預けているうちに、バスは次の乗車地点の明石へ。
早朝の心地よい眠気と温かいココアに包まれて、気づけば明石に到着していました。

そして、ここから「真結」ならではの時間が始まります。
次の休憩地、龍野西SAでは出発式が。
なんと、シャンパンで乾杯です。
まだ午前中だというのに、シャンパンを片手に旅の始まりを祝う。
いつものバス旅行とは少し違う、その非日常感に心が弾みます。
もちろん、アルコールや炭酸が苦手な方には別のドリンクも用意されています。
こうした「無理なく楽しめる選択肢」があることも、大人の旅には嬉しいところです。

森の中でいただく、季節の恵み
龍野西SAを出発して約2時間。最初に訪れたのは「真庭あぐりガーデン岡山店」。
真庭の野菜をはじめとする地場産品が並ぶ、地域の魅力に触れられる場所です。

その土地とのご縁も大切にするツアー「真結」ならではのセレクト。その土地でしか味わえない品々に私もついついお買物に手が伸びてしまいました。
そして、いよいよ今回の旅のメインイベントへ。
向かったのは、フレンチレストラン「森の邸宅 彩音(あのん)」。今回「真結」のために用意された特別なランチをいただくことができるそう。
バスに揺られ、到着先の緑豊かな景色の中に突然現れたのは、まるで物語の中のような邸宅です。

庭を歩き、重厚な扉を開けると、大きなシャンデリアが印象的な華やかな空間が広がり、参加者から思わず「わぁ」と歓声が漏れていました。
いただいたのは、夏の野菜や鱧など、季節の食材を取り入れたコース料理。
料理そのもののおいしさはもちろん、ひと皿ごとの彩りにも季節が感じられます。



そしてメインには、魚料理と「真結」のために用意された奈義ビーフ。
岡山県奈義町の指定農場で生産される奈義ビーフは、霜降りと赤身のうま味が特徴だそう。
ナイフを入れると驚くほど柔らかく、口に運べば、思わず「おいしい」と声がこぼれます。



最初は少し緊張していた参加者同士も、美味しい料理を囲めば自然と会話が生まれます。
旅の楽しさは、景色や食事だけではなく、そこで生まれる人とのご縁にもあるのかもしれません。
「黒い真珠」を、自然の中で味わう
お腹も心も満たされたところで、次に向かったのは「くぼ農園」。ここでは、岡山を代表する果物のひとつ、「黒い真珠」とも呼ばれるピオーネ狩りを楽しみます。

所せましと並ぶピオーネ。
ぶどう棚に並ぶひと房ひと房は、どれも大きく、ずっしりとした存在感があり、丹精込めて作られているのが手に取るように伝わります。
農園の方が用意してくださった氷水で冷やしながらいただくピオーネは、粒が大きく、果汁もたっぷり。
自然の中で味わうと、その甘さがいっそう瑞々しく感じられます。

旬のものを、その土地でいただく。
それだけで、いつもの食事とは少し違う豊かさがあります。
帰り道まで、旅の余韻を楽しむ
楽しい一日は、少しずつ終わりへ。
バスに戻ると、アテンダントさんが席までドリンクを聞きに来てくださいます。
帰りには岡山のお菓子も。

地域とのご縁を大切にしたいという「真結」の思いは、ここでもしっかり感じられました。
車窓を眺めていると、今日一日のことがゆっくり思いだされます。
旅先で見た景色。
季節のお料理。
甘いピオーネ。
そして、一緒に旅をした人たちとの会話。
明石で参加者を見送り、最後に三宮へ戻るころには、楽しかったという満足感と、もう少しこの時間が続いてほしいという名残惜しさが入り混じっていました。
「真結」のリピーターが多いというのも、実際に参加してみると納得です。
目的地だけではなく、移動する時間そのものが旅になっている。
それが、このツアーの大きな魅力なのだと思います。
旅の終わりに、肌にも小さなご褒美を
家に着くと、旅の余韻を残したまま、少しだけ自分のための時間を。
この日は「プラスイ ナリッシング アクアシートマスク」で、ゆっくり肌をいたわりました。
旅先では、いつもより長く外にいたり、普段とは違う環境で過ごしたりするもの。
楽しい時間を思い返しながら、肌にも丁寧に向き合う。
それもまた、大人の旅の終わりに似合う過ごし方なのかもしれません。
美しいものを見て、
おいしいものを味わって、
心地よい時間を過ごす。
そして一日の最後には、自分自身をゆっくり整える。
「何をするか」だけではなく、
「どんな時間を過ごすか」。
そんな視点で旅を選んでみると、日常の中にも、少しだけ豊かな時間が増えていく気がします。
今回の「真結」の旅は、そんなことを改めて感じさせてくれる一日でした。
次はもう少し「真結」貯金をして、宿泊ツアーにも参加してみたいと思います。
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