2018.03.02
乾燥肌とシワ~消えないシワにならないための5つのポイント~
日本の女性は、肌が老化することへのマイナスイメージが強い傾向にあるようです。
実はフランスでは、シワやシミも日本人ほど隠しません。
年齢を重ねることを誇りに感じているフランス人女性の美意識は、とてもステキだなと思います。
それでも……
毎日スキンケアを頑張っている私たちにとって若く見られるということは、やはり嬉しいものです。
という訳で……
見た目年齢に大きくかかわる、シワについて考えてみました。
シワができる要因
- 表情・加齢のシワ
私たちは表情に合わせて目元や口元にシワができます。
表情を作った時にできるできるシワは肌に弾力がある20代だとすぐ元に戻るのですが、年齢とともに肌の弾力が失われると戻りにくくなります。
元の状態に戻らずに残っていくことで表情しわシワができます。 - 乾燥のシワ
乾燥することで肌表面の柔軟性が失われ溝ができてしまい、これがしわシワになります。
目の下に多くみられる、細かくて薄いちりめんしわがそうです。
乾燥からくるシワなのでお風呂上りや保湿効果のある化粧品を付けると消えることがあります。 - 紫外線によるシワ
紫外線により肌のコラーゲンが減少して弾力がなくなった肌に溝が出来た状態です。
極端に日焼けをしなくても、加齢で紫外線によるダメージが蓄積されてできるシワも考えられます。
シワは薄いシワでもほっておくと、消えない深いシワになってしまいます。
乾燥によるしわシワは、まず皮膚の一番外側の表皮にできます。
まだ薄い段階でしたら、保湿成分のある化粧水を使うことで、肌がふっくらし薄くなることはあります。
そのままにしておくと、表皮と皮下組織(血管や皮下脂肪)の間にある真皮のシワになります。
真皮のシワはコラーゲンの減少や、皮膚内の水分を保持する力が不足することによっておこり、化粧品で改善するのは難しいです。
(化粧品が届くのは表皮までです。)
消えないシワを作らない5つのポイント
- 基本!保湿をしっかりする。
乾燥している肌は、乾燥しわシワをはじめ、すべてのシワの原因に!
肌表面が乾燥しているとバリア機能も低下するため、紫外線のダメージを受けやすくなります。
まずは乾燥によるしわを防ぎましょう。 - 紫外線対策
季節を問わず、紫外線は一年中降り注いでいます。
UV効果のある化粧下地や、化粧をしない日も外出するときは肌に負担のない日焼け止めを塗りましょう。 - クレンジング・洗顔の見直し
洗浄力の強いクレンジングや、過度な洗顔は肌表面に必要な皮脂や水分まで流してしまいます。
適度なクレンジングで乾燥を防ぎましょう。 - 適度な運度
実は、運動も健康的な肌に大きく関わっています。
運動することで血流の流れが良くなり、毛細血管にまで栄養がいきわたります。
ターンオーバーも促してくれるので健康的なお肌にとても効果的です。 - 睡眠をしっかりとる
これは誰もが経験から感じているのではないでしょうか。
寝不足の日や、睡眠不足が続いた時のお肌ってカサカサしませんか?
睡眠はとても重要です。寝ている間にターンオーバーが行われお肌が生まれ変わります。
シワは乾燥による小さなシワを早めにケアする。
そして真皮に届く深いシワにならないために肌内部のコラーゲンの減少を遅らせて、水分量を保持する力を蓄えることがポイントになります。
できるだけケアしたい一方で、シワは人によってできる場所も形も異なるため、年齢を積み重ねることで生まれるその人の美しさとも言えます。