この間の3連休の一日、丹波へ一泊旅行で行ってまいりました。実は福知山の酒蔵、”西山酒造場”の女将、桃子さんよりお誘いを受け、お酒が大好きな男女7名が集合しました。西山酒造の3代目蔵主、西山泊雲さんは高浜虚子の一番弟子だったとの事で、 敷地内のあちらこちらに石碑が建てられてます。

「ここに美酒あり名づけて小鼓といふ」　高浜虚子　　俳句に大変ゆかりのある風流な酒蔵です。

杜氏さんの丁寧な案内で酒蔵見学、そのあとは登録有形文化財の迎賓館で麹を使ったお料理と飲み放題のお酒。食前酒の朱明は発泡性清酒、葵はこの日の為に特別用意してくださった無濾過生原酒、濁り酒、青龍、生モト仕込みの白藏、大吟醸、山波…どれも丹精込めて作られた美酒です。デザートは京都の笹屋伊織さん、女将さんよりの和菓子盛り最後まで大満足。

ところで、製麹は美味しい日本酒の味の決め手。夜通しの温度管理が必要な時もあるとか。まさに良いお酒は杜氏さんの愛情と情熱の賜物なんですね。

西山酒造場取締役・女将の西山桃子さんの細やかで行き届いたおもてなしにも感激。思い出に残る秋の丹波の一泊旅行でした。

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