2018.02.27
ボディソープとどう違うの?~ボディウォッシュと洗顔料~
ボディウォッシュで顔を洗ったことありませんか?
「洗顔料を買うの忘れてた!」
「温泉に行って、洗顔料を持ってくるのを忘れた!」
そんな時 “ボディウォッシュで顔を洗った” 経験はありませんか?
洗い上がりや、翌朝のお肌の調子はいかがでしたか?つっぱり感や違和感、何かしらの変化を感じたかもしれません。
そもそも同じ肌なのに、どうして洗顔料とボディウォッシュがあるのでしょうか?
顔の皮膚の特徴
全身で一番ダメージを受けやすい
私たちの顔は常に日光の紫外線や大気の汚れにさらされています。
特に紫外線は、老化の原因の8割を占めていると言われるほど。顔の皮膚は衣類に覆われていないので、外部の刺激から肌を守るため保湿力がとても大切です。
アンチエイジングに大切なのは乾燥対策と言われるのもこのためです。
皮膚の厚さの違い
身体に比べて、顔の皮膚は薄いんです。
これは目や鼻や口など大切な部分があるので、危険を察知できるように敏感になる必要があるためと言われています。また、表情を作るときに筋肉を動かしやすくするため薄いとも言われています。
外からの刺激を守るために皮脂腺が多い
薄い顔の皮膚を外の外気や乾燥から守るため、皮脂腺が多くニキビが顔にできやすいのもそのためです。
洗顔料とボディウォッシュの違い
洗浄力の違い
繊細な顔の皮膚に比べて、身体の皮膚は厚く、同じ皮膚でも異なる性質を持っているといえます。
ボディウォッシュは背中や足の裏などしっかり洗えるような洗浄力で作られています。
洗顔料は、肌を守るために必要な皮脂を落とし過ぎないように作られています。
そのため、ボディウォッシュの洗浄力で顔を洗ってしまうと皮脂を落とし過ぎてしまう可能性があります。
保湿力の違い
ボディウォッシュは汚れを落とすために作られていますが、洗顔料は美容や保湿のことも考えて作られています。
中には保湿成分に着目したボディウォッシュも見かけますが、あくまでボディ用に作られたものなので、顔には刺激の少ない洗顔料のほうが優しいと言えます。
顔の皮膚の特徴と洗顔料の成分からボディウォッシュと洗顔料を使い分ける理由が見えてきました。
固形石鹸は洗浄力の優しいものを選べば、顔・からだ両用で使用できます。
顔・全身用のボディウィッシュは、比較的洗顔に使用できる優しい洗浄力で作られていると考えられます。
洗顔に使用しても乾燥が気にならないものを、全身に使用するのもオススメです♪
“洗顔料をモコモコたっぷり泡立てて顔を洗った後、そのまま全身を洗う!”
洗顔料で全身を洗うって、ちょっと贅沢ですが、泡立てすぎた時などにやってみるのもオススメです♪